養護教諭

/ 5月 26, 2016/ 教育

養護教諭は保健室の先生

養護教諭はあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、保健室の先生の事を指します。
保健室の先生という職業の名前はもちろんなく、正式名称として養護教諭という名称となっています。

保健室の先生は学校の保健室で勤務して、様々な仕事を行ないます。
学校での勤務が基本となるので学生の方と日々接したい方にはお勧めの仕事です。

養護教諭の仕事内容

養護教諭の仕事内容としては、まずは応急処置の対応です。
学生の方が授業の中で体調を崩してしまったり、体育の時間などにけがをしてしまった際の対応を行ないます。
子供はまだ成長期の段階なので、体の体調の変化も激しい事もあります。
そのため授業中などに体調を崩してしまう子もいるので、そうした子供の対応をしていきます。

保健室ではベッドが設けられている場合が多いため、保健室のベッドで休ませたり、少し授業から離れる事で気持ちが楽になる子供もいます。
子供の様子に応じて適切な処置を行なっていきます。

また、怪我の応急処置も多いケースです。
部活や体育などで怪我をしてしまった場合、簡単な擦り傷などは保健室で絆創膏をもらったり、消毒などで対応できる場合も多いです。
こうした処置を行なっていきます。

より大きな怪我の場合は救急車を呼ぶ場合もあります。
最低限保健室で対応できる処置を行ない、救急車で病院での対応に引き継ぎます。
あまり多いケースではありませんが、万が一の場合としてこうした事にも対応できるようにしておく必要があります。

また、保健指導をする事もあります。
保健指導とは、学校の生徒に病気や怪我などに気を付けるように呼びかけをする事です。
子供は元気なので、つい不注意から怪我をしてしまう子もいますし、無理をしすぎて病気になってしまう子もいます。
そうしたトラブルを事前に回避するために呼びかけをして注意喚起をしていきます。

保健の授業を行う事もあります。
子供の頃に保健の授業を受けた事を覚えている方もいるかもしれませんが、保健の内容も勉強しておくべき事としてとても大切です。
様々なクラスに出向いて保健の授業を行い、子供の保健に関しての知識を深めていきます。

最後に、健康診断の計画をする事もあります。
定期的に学校では健康診断が行なわれていますが、これは養護教諭を中心として計画や運営がされています。
年に1回ないしは2回ほどの行事ですが、大掛かりになるので準備もしっかりと行なう必要があります。
当日は養護教諭も雑務的な仕事などを行なう事もあります。

学生から刺激を受ける事も

養護教諭の仕事は日々元気な学生の子供と接する事になるので、刺激も多い仕事です。
興味のある方は目指してみるのもお勧めです。

Share this Post