助産師

SLshi7uK/ 7月 21, 2018/ 医療

出産に関するエキスパート、助産士のお仕事

命がけの戦いとなる、出産。
そんな出産をサポートし、母子ともに健康であるよう、助産を行うのが、助産士です。

出産の際の助産業務を始め、出産前に、妊婦さんに対してのアドバイス、出産後の育児アドバイスまで、出産にまつわる有りとあらゆる業務を行ない、母子をサポートしていきます。
正に、出産に関してのプロフェッショナル、エキスパート的存在であると言えるでしょう。

妊娠中のお母さんを助け、妊娠中の体調不良などもサポート、アドバイスを行ない、妊婦さんのメンタルケア、ママとしての自覚を自然と持たせる存在として知られています。

助産師の具体的な仕事内容

助産士は、出産中はもちろん、出産前後も有りとあらゆるアドバイス、サポートを行って行くことが仕事です。
例えば、具体的にはこのような業務を行なっていくでしょう。

まず出産前ですが、お母さんが赤ちゃんを産みやすくなるように、食生活や運動のアドバイス、出産に対する心構えのレクチャーなどを行なっていきます。
マンツーマンで行なわれる事も有れば、他の妊婦さんと合同で行なわれる、講座に参加をして、出産準備を整えるというお母さんが少なくありません。

出産前準備が無事に整った後、とうとう出産を迎えます。
出産の際には、無事に出産できるように介助を行なっていくのです。

ただし、逆子等を始め、母子に何らかの命の危険性が伴った場合、助産士では無く、医師の手に委ねられます。
出産前から検診をしっかりと行なって、万が一の際には直ぐに医師の元に送り届けられるように、事前準備をしている助産士さんも多いでしょう。

そして無事に出産終了後、今後の母子の生活に欠かせない、赤ちゃんを育てる方法、指導が行なわれて行きます。
赤ちゃんの抱き方を始め、お風呂の入れ方やおむつの替え方まで、赤ちゃんを育てる為の基本中の基本を学ぶことが出来るでしょう。

定期検診を行なって赤ちゃんに異常が無いかどうかを調べ、母子ともに健康で居られるように、食生活などのアドバイスも引き続き行なっていきます。

このように、妊娠中から産後まで、トータルケアを行なっていくのが、助産士の勤めと言えるでしょう。

助産士国家資格を取得して助産士になる

助産士になるためには、助産士国家資格を取得する必要があります。
助産課程のある看護大学卒業後、もしくは、助産士養成学校卒業後に、受験資格を得る事が出来ますので、卒業後、国家試験を受験して、合格すれば、晴れて助産士免許取得です。

ただし、助産士として働くためには、合わせて看護師免許を取得する必要があります。
その為、看護大学を経由して、看護師資格と助産士資格、それぞれの資格を取るという方が、少なく無いでしょう。

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