日本語教師

SLshi7uK/ 3月 13, 2020/ 教育

東京オリンピックの影響や移民の受け入れにともない日本語教師の需要が高まっているようです。
ここでは日本語教師の仕事内容、向いている人、将来なるための方法を紹介します。

日本語教師とは・仕事内容

世界水準では、日本語の需要は多くないかもしれません。しかし、最近では国内の企業で活躍する外国人が注目され始めています。これは日本が代表するアニメや漫画、音楽、ファッションなどのサブカル文化が影響しているといわれています。また、ユネスコによって世界遺産指定された富士山の人気も外国人が増えている原因のようです。さらに世界の多様化が進んだ結果、趣味や仕事、進学で日本語を学習する外国人が増えていると考えられています。

現在、日本では働き手が不足しています。そのため、アジア圏を中心に外国人のスタッフを雇う企業が増えているようです。しかし、現場ではそうした外国人とのコミュニケーションに戸惑うシーンも少なくありません。そこで、日本語教師を雇い社内研修を行う企業も増えています。日本語教師はこれから学校だけでなくさまざまな現場で活躍するでしょう。学校や施設で教えるだけでなくインターネットを使いオンラインレッスンで授業を行うこともあるでしょう。

向いている人・将来性・日本語教師になるには

日本語教師は、日本語を教える中で生徒が分からないところは外国人の母国の言語でサポートをします。つまり日本語教師に向いている人は、人の成長の力になりたいと思っている人や、コミュニケーションが好きな人です。

もちろん生徒は外国人ばかりですので、日本語教師になると異文化と触れ合うチャンスが多くあります。世界情勢に興味のある人は生の話が聞けるけるので非常に興味深い仕事になるはずです。知らないことを積極的に学ぼうとする人にとっても楽しい仕事となるでしょう。

日本語教師になるには、以前は特別な資格は必要ありませんでしたが、2017年から入国管理局が「日本語教育機関の告示基準」を改訂し必要な資格を取得する必要があります。必要な資格は主に下記の3つです。

  • 大学院または大学で、日本語教育を専攻している
  • 日本語教育の学位を持っている。さらに420時間以上の日本語教師養成講座を修了している
  • 日本語教育能力試験にパスしている

学位を持たない高卒者は、日本語教育の学位を大学に入学し取得するか、大学で日本語教員課程を履修する必要がありますので注意しましょう。日本語教師の養成講座を受ける場合は、文化庁への届出が受理されている学校を選びましょう。

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