システムエンジニア

/ 11月 18, 2016/ コンピューター

IT業界のマネージャー的存在

システムエンジニアはIT業界でのマネージャー的な存在の職種です。
IT技術を駆使して作るシステムの管理を行なうスタッフで、実際の作業をプログラマーが行ないます。
システムエンジニアはシステムの管理の他にもプログラマーの管理も行なっており、仕様に基づいた指示や進捗の確認などを行ないます。
また、システムを作るのにどのパートに何人のスタッフが必要になるなど、人員の配置も行なっていきます。

システムエンジニアはシステム開発のマネージャーとして仕事をするため、知識も幅広く必要になります。
実務的な事はプログラマーが行ないますが、それでも専門的な知識を持っていないとどのようなシステムの設計にするかなどの検討や、システムのチェックができなくなります。
そのため、システムエンジニアとして仕事をする方は実務的な能力に加えてシステム全体を構築するために必要な要素などについても幅広く知っている必要があり、高いスキルや経験を持っている必要があります。

ちなみに、システムエンジニアという言葉は海外では使用されていません。
日本で作られた和製英語というもので、海外でシステムエンジニアに当たる職種はプロジェクトマネジメントという言葉が用いられます。

システムやソフトウェア開発を全体的に見れる

システムエンジニアのメリットとして、システムやソフトウェア開発の全体像を見る事ができるという点が挙げられます。
プログラマーは実務的な事を行なうため、多岐にわたっているシステム開発の一部分のみにどうしても集中してしまいがちです。
ですが、システムエンジニアはマネージャー的な立場として常に全体を見渡す事が必要になるため、どのようにシステムやソフトウェアを構築すれば良いかの全体像を知る事ができるのです。
これはとても大きなメリットで、今後さらに大きなシステムやソフトウェアを開発する際にも経験として役立ってくれますし、どのようなチームで開発をすれば良いかも具体的に分かるようになります。

今後システムエンジニアとして仕事をしていく方は、開発業務全体を見通す力を養う事を意識すると良いでしょう。
きっとその後のキャリアにも大きく役立ってくれるはずです。

高いスキルがある方は需要も高い

システムエンジニアとして高い能力を持っている方は今後も必要とされる存在になる事ができます。
インターネットを利用したシステムやサービスの開発は今後もますます活発かしていく事が予想されています。
そうした時代にも対応できるようなスキルを持っている方は企業からもぜひ来て欲しいと声を掛けられる事も多いので、ぜひスキルアップを意識して仕事を意識していく事をお勧めします。

Share this Post