システムアナリスト

SLshi7uK/ 12月 22, 2017/ コンピューター

ソフトウェア開発の統括責任職である、システムアナリスト

システムエンジニアの中でも、よりソフトウェアに特化した技術職の事を、システムアナリストと呼びます。

システムアナリストは、システム構築の際にどのようにすれば効率良く仕事が進むのかを判断して、再構築、改善する仕事を行ないます。
現在のシステムを良く見直し、クライアントの要望に応えたソフトウェアの再構築を行なって、納品するのです。

また、クライアントと話合いを行ない、クライアントはどのようなソフトウェアがあると便利なのか、反対に、現存するシステムでいらないものは無いのかどうかなどを判断していきます。
クライアントがより便利に、より効率良くソフトウェアを使うことが出来るように、カウンセリングを行なって判断していくことも、重要な仕事と言えるでしょう。

システムエンジニアとは違う仕事

システムアナリストは、システムエンジニアと勘違いをされがちですが、似て非なる仕事ですので、間違えないようにしましょう。

システムエンジニアの場合は、ソフトウェアなどの開発を行う事がメインですが、システムアナリストの場合は、どんなソフトが必要なのかを判断し、必要に応じて修正を加えます。
お互いがお互い、クライアントのためには欠かすことが出来ない存在で、協力をしながら日々仕事をしているという技術職の方も多いでしょう。

クライアントによって体勢が異なりますので一概には言えませんが、企業によっては、システムエンジニアとシステムアナリストが完全分業制で、企業を支えているという所もあるようです。

システムアナリストになる為には理解力が必須

システムアナリストとなるためには、システムエンジニアとしてしばらく仕事をし、プログラミングの基本知識や、現場の技術などを学ぶ必要があります。
そうで無いと、現場で必要となる部分が何か分らず、システムアナリストとしての仕事をキチンとこなせないケースが多いでしょう。

システムアナリストとして一人前になるためには、特別な資格などは必要ない物の、システムエンジニアとして最低3年以上は働いた方が良いと言われています。
しっかりと知識と技術を身につけたいのであれば、SE関連資格を一通り取得して置くことが、一人前になる一番の近道です。

また、クライアントや技術者とやりとりをすることが欠かせない仕事ですので、高いコミュニケーション能力も必須と言えるでしょう。
クライアントがどんなことを望んでいるのかを理解する、理解力も大切です。

最新の技術を学び続ける探究心や積極性も重要な仕事ですので、システムアナリストとして働くためには、こうした日々の努力も重要と言えるでしょう。

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