図面を書く基礎から始まる家具デザイナー

SLshi7uK/ 1月 21, 2019/ デザイナー

人の暮らしに色を添える家具をデザイン

家具デザイナーは、暮らしに色を添える家具をデザインする仕事です。
多くの場合は自分で作るというより、家具のデザインを描き実際の作成は職人さんというケースが見られます。
家具デザインに当たり最低限必要な基本能力は室内デザインだけではなく、図面を引きやスケッチを描く能力です。

家具デザイナーになるルートは定まったモノがあるわけではなく、独学で学ぶ方や、家具メーカーに勤めてデザイン分野を任されるようになる方もいます。
また、専門学校などでインテリアデザインを学んで家具メーカーにデザイナーとして採用される方など様々です。

ただ実際には、いずれのルートにせよ多くの方が仕事の能力の幅を広げるために、デザイン関係の資格を取得します。
資格を取得するために学習する内容は家具デザイナーになって役立つ知識やノウハウが多いため、目指す方は関連資格の取得が有利です。
また、デザインに関する資格を有していると、家具の発注先が一定のスキルを持っているとの評価の目安にもなってくれます。

家具デザイナーの心構え

家具デザイナーに求められるのは、デザイン表現、カラーバランス感覚、室内空間との調和関連知識など、多くの知識やスキルです。
そのため、さまざまな分野の知識やノウハウを習得していれば、家具デザイナーとして信頼を勝ち取り、さらに自己成長につながります。

さらに、家具デザイナーはお洒落でセンスの優れた家具をデザインする前提として、使う人にとっての使い易い機能性や安全性を確保する必要があります。
その気持ちを忘れずに資格取得の学習をすることが大切です。

家具デザイナーが取得して役立つ資格

1.建築士(一級、二級)
家具デザインや設計に直接役立つというわけではありませんが、規模の大きな住宅のリフォームなどに際しては建築士の資格が求められます。
また、家具が置かれる室内空間を作る建築士の考え方は、家具デザインにも役に立ちます。
しかし、国家資格であり、資格試験のレベルは高いです。

2.インテリアコーディネーター
室内空間に関して、インテリアの調和の知識が要求され、この資格があれば、インテリア関連の様々な助言やプラン提案が行えます。

3.カラーコーディネーター
室内にしつらえられる家具は、単体で使われるのではなく、他のアイテムや壁紙などとの調和が必要です。
そのため、家具をデザインする上で、色彩感覚が求められます。
この検定を受けるための学習過程で、色の知識や調和を身に付ける事が可能です。

4.インテリアプランナー
この資格は室内空間全般のプロデュースや設計に携わる技術者の資格で、建物の設計から建築までの広い知識が身につきます。

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