あん摩マッサージ指圧師

SLshi7uK/ 9月 20, 2019/ 医療

仕事の疲れや、肩こりを和らげるためにリラクゼーションのお店にいく人は少なくないでしょう。
リラクゼーションのお店は町のいたるところで見かけると思います。しかし、多くのリラクゼーションのお店は、マッサージとは言わず「リラクゼーション」と言います。
実は、マッサージと名乗れるのは、あん摩マッサージ指圧師だけなのです。
マッサージ師として正当なレジティマシーがあるあん摩マッサージ指圧師にはどうすればなれるのでしょうか。
本記事ではあん摩マッサージ指圧師になるための資格や試験に合格後の給料をご紹介いたします。

あん摩マッサージ指圧師とは

あん摩の起源は古く5世紀から6世紀の中国大陸で発祥し、日本に伝わったとされる治療法です。マッサージはあん摩と違い明治の初期に日本へ輸入された西洋治療法のひとつです。
基本的にあん摩もマッサージも首の痛みや不調をその場で診察して、なでる・もむ・押す・たたくなど血流にそって施術をして症状を改善します。

資格

あん摩マッサージ指圧師は、人間に対して施術をするため、厚生労働省の国家資格として、昭和22年に定められた医療系の資格です。
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を得るには、鍼灸マッサージ師を育成する学校を卒業する必要があります。また、卒業後に実施する国家資格に合格しないと、あん摩マッサージ師にはなれません。ここで注意したいのは、専門学校や大学の中には、あん摩マッサージ指圧師の科目がない学校もあります。
学校側の科目中にあん摩マッサージ指圧師の科目がない学校も少なくありません。事前に調べてから入学しましょう。

給料

あん摩マッサージ師は、頭痛や腰の痛みを診て、血液の流れの改善をします。
あん摩マッサージ指圧師は、痛みでなどで悩みを抱えている人には喜んでもらえる仕事ですが、収入がどれくらいあるのかも気になります。マッサージとして国家資格で認められているあん摩マッサージ師の収入は、100人中、12人が25万円から30万円未満、22人が20万円から25万円未満、20人が、15万円から20万円未満、残りの54人は、10万円~15万円未満です。性別や年齢別でも収入に格差があります。

男性のあん摩指圧師の平均収入は、20万円から25万円、女性の場合だと16万円と男性に比べて収入の格差が大きいと言えます。年代では30代が最も多く、収入額は25万円から35万円の間が多いようです。年齢を重ねるにつれて収入額は下がっていく傾向がみられ、40代になると、10万円から25万円の割合が半数を占めるようになります。

あん摩マッサージ指圧師は体力が必要となるため、加齢とともにこなせる数が必然的に少なくなるからです。しかし、あん摩マッサージ師の中には独立開業をする人も少なくなく4人に1人は30万円以上の収入を得ています。

開業し独立することで更に高い給与を得られる可能性があります。
地域の人々のことから親しみが持たれやすい、アプローチや広告が必要です。
自宅近くの医院を検索して来られる方も多いのでホームページの作成は必須でしょう。
自院の良さを丁寧且つ具体的に紹介してくれる制作会社を選ぶこともポイントです。

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