小学校教輸

SLshi7uK/ 5月 30, 2019/ 教育

子供の成長を支える仕事

小学校教諭。
いわゆる小学校の先生がどんな仕事か分からないという方はいないのではないでしょうか。かつては、子供だった私たちに色々なことを教えてくれた先生。子供の頃の記憶でどんな仕事かというイメージはできますが、子供の頃の視点に過ぎず、全容までは把握できていないものです。改めて、小学校教諭の仕事がどのようなものか見ていきましょう。

仕事内容

様々な業務がありますが、自分が受け持つ学級の担任として授業をするのが主な仕事になります。文科省から発表される学習指導要領に基づいて年間の学習計画を立て、それに沿った授業をします。英語の必修化やプログラミングが授業に導入されるなど、教える教科も増えてきています。英語やプログラミング、体育など実技教科は、その専任の講師がいて指導する場合もあれば、担任が指導するということもあるようです。

授業以外で大変なのが保護者やPTAとのやりとりでしょう。家庭環境が悪い、不登校、いじめと、児童によって個別対応が必要で煩雑なことも。
特に、ありえない要求をするモンスターペアレントが近年問題になっています。

運動会や遠足などの学校行事の運営も大事な仕事です。必要な道具や費用の確認、児童の安全の確保、スケジュール調整など細かく対応しなければなりません。

時間外労働が多い

公務員なので、終業の時間が来たらすぐに帰れそうなイメージですが、時間外労働が多いです。テストの作成や採点、授業の準備、状況によっては児童の家庭訪問をすることもあり、時間外の勤務が少なくありません。

小学校教諭のなり方

小学校教諭になるためには、教員免許(教員免許状)の取得が必要です。

教職課程がある大学や短大を卒業後、自治体の教育委員会による教員採用試験に合格しなければなりません。

やりがい

時間外労働が多く、大変な仕事ですがやりがいもあります。指導を通して、児童を育てていく仕事。
児童のこれからの人生に影響を与えることもあるため、重要な仕事であり、児童の成長を見ていくことにやりがいを感じられます。

私立小学校と公立小学校教諭の違い

私立小学校と公立小学校に勤務する教諭の違いとして、待遇の違いが挙げられます。

公立小学校教諭
公務員であり、無期雇用契約
私立小学校教諭
有期雇用契約のため、待遇が良いとはいえません。専任教員として無期雇用契約に転換できる可能性もありますが、他の専任教員が辞めるタイミングでしかそのチャンスがないこともあり、極めて厳しいでしょう。
そのため、私立小学校教諭から公立小学校教諭に転職するということもあります。

小学校教諭についてお伝えしましたがいかがですか。

これから小学校教諭を目指すという方は参考にしてもらえると幸いです。

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